毎日、毎日眠れずにいた。 一人きりのベッドは寂しすぎて 居もしない相手を 背中に感じるはずの温もりを探してしまう。 ベッドの隣に手を伸ばして、居もしない相手の温もりを感じようとした。 手の平を通して伝わるひんやりとした現実に、 あたしは毎日打ちのめされる。 だだ涙しか出なかった。 *