「あのっ……」 「失礼しまーす。ご注文お伺いいたします」 その表情の理由を聞こうとしたら途端、店員さんがやってきた。 「莉乃さん、なにがいい?」 レナちゃんはうちに見えるようにメニューを開く。 「あ、じゃあホットチョコレートミルクで!」 「じゃあホットチョコレートミルクと、コーヒーで」 コーヒー!かっこいいな… うちなんてチョコレートミルク… 「お前またコーヒーかよ、可愛くねぇな」 え? いきなり店員さんが言った。 うちは焦って店員さんの方を向く。