―――いじめ―――【完結】



「レレレレレナちゃん?!」


あの子、そういえばレナって名前だったね。呼んだことないから忘れてた。


「そうだよー?そんなに違う?」


驚いたうちの様子を見てレナちゃんはケラケラ笑う。


ちょっと幼い様な、可愛らしい笑顔だ。


さっきまでの沈んだ心が明るくなってくる。


この子には、勝てない。


いや、勝ちたいとも思わない。


15年間チヤホヤされて、自分が一番だと思ってたうちが、初めて同性に対して憧れに近い感情を覚えた。