―――いじめ―――【完結】



「んーまぁ話しだけならぁ、聞いても良いけどぉ」


「うんうん!君なら可愛いから絶対売れるよー!」


可愛いなんて分かってるってば。


心の中でそう言って、うちは足を止めた。





その時だった。


「莉乃さん?」


横から声がした。


透き通ってて、自信に満ちた声。


どこか聞き覚えがある気がして、そっちを向いた。


「……うわ」


そこにはかなりの美人が立っていた。


サラサラの髪が腰まで伸びてて、ハイウエストのショーパンから見える足は細く長い。


驚いてうちを見つめる目は少し見開いていて、その目に引き込まれそうになった。