「莉乃っ……!」


今1番会いたかった人に会えた気がして、私は莉乃のもとへかけよった。


「リリカ…?」


どんどん莉乃に近づく。


かなり近い距離に来たところで、莉乃の横にいる子の顔が見えた。


「な、なんで……?!」


さっきから莉乃が楽しそうに話してたのは、


「………こんにちは。リリカさん」


「………レナ……」


レナだった。