―――いじめ―――【完結】




私は、1人になったんだ。


そう頭の中で呟くと、急に現実味が増した。


「………チッ」


舌打ちをして、鞄を持ち席を立つ。


呆れた様な加奈の視線と、悲しそうな莉乃の顔が見えた。


舌打ちは、今の私の精一杯の強がりだった。