―――いじめ―――【完結】

「……」


愛菜は黙ってる。


「愛菜、挨拶仕返してたよ!」


愛菜の沈黙にイラついたのか、夏未がキレ気味に言った。


「…!」


愛菜がビクッとして俯いた。


「……本当?」


「………ううん、話してない」


もうバレてるのに、愛菜はまだ嘘をついた。


だって大崎を怒らせたら、学校生活全部終わる。


「話してない、話してない、絶対」


愛菜は涙目で大崎に言った。