―――いじめ―――【完結】

「いってらっしゃーい」


「え?」


私は声のする方を向いた。


「いってらっしゃーい!!」


お母さんが、窓から身を乗り出して手を振ってくれていた。


「もう…危ないじゃん」


私は笑顔でお母さんに手を振り返した。


「お母さんは…私の笑顔のもとだね」


私はさっきとは違い


本当の笑顔で


学校へ走って行った。