『ふ〜ん・・・そんな事が・・・』 瑠那は細くて長い指を顎に持って行き、眉間にしわをよせ、考えるポーズをとる 『私、おかしいよね・・・・・・キスされた事も、迷惑って言われた事も、許せないはずなのに・・・』 私は苦笑いを瑠那に向けた 自分が・・・自分の心が・・・どうしても分からない・・・