『黙れ、律』




あちゃー・・・めちゃくちゃ不機嫌・・・・・・


類が怒ってる理由・・・本当に分からないんだけど・・・


何故、怒る・・・?


『ヤキモチなら、類・・・お前も一緒に作るか?』


律くん・・・ヤキモチな訳無いでしょう・・・・・・


『作らねぇし!それにヤキモチじゃねぇ!!』


ほらね・・・


ますます険悪なムードだよ・・・


こう言う時は・・・・・・気にせず料理だ!!


『じゃあ類は寝てていいよ!出来たら起こすから!後・・・・・・』


『ちょ、お前!何をする・・・・・・・・・!』






ぺタッ






『冷えピタだよ!熱下げてくれるから貼っててね!』


私は類のおでこにさっきまで冷蔵庫に入っていた冷えピタを貼った


類に貼るの怖かったけど、風邪の人間を恐れてる場合じゃない!


風邪をきちんと治してもらわないと!


『別にこんなの・・・・・・』


『剥がしたらオムライス無しだから!!』


冷えピタを剥がそうとしていた類の手が止まる


お?もしかして・・・効いた??


『お前・・・俺に脅しかよ・・・・・・』


『そうよ!!わ・・・悪い・・・?』


噛んじゃったぁ〜・・・


冷静にしとこうと思ったのに
これじゃ動揺してるのばれちゃう・・・!


案の定・・・・・・






『フッ・・・後で覚えとけよ、雛乃・・・』






奴は怪しい笑みを浮かべながらリビングでテレビを見はじめた・・・














後が・・・怖いです・・・