―律side―
『ここは・・・〜〜・・・であるからして・・・・・・』
今は数学の授業中・・・・・・
正直言って先生の声は俺にとって、子守唄にしか聞こえへん
俺は授業始まる前から机に顔を伏せて睡魔と戦っとる
いや・・・先生の子守唄とか関係あらへんで朝からどっちみち眠かったんやけどな・・・・・・
暖かでも、寒くもあらへん気候・・・・・・
寝るなって言う方が無理に近いし・・・・・・
その証拠にクラス中から寝息が聞こえてきそうや・・・・・・
『じゃあ、この問題を・・・・・・・・・』
先生の声が俺の耳に届いた
誰か当てられる・・・・・・
まぁ、俺には関係あらへんけど・・・・・・
『・・・・・・仲元、・・・って、そうか・・・居ないんだったな・・・・・・』


