「でも、―――」 こういうのは、禁止。 本当にダメだから。 ちょっぴりお仕置きの意味を込めて、耳を甘噛みしてみたら。 「んやっ…!」 真っ赤になった顔を背けると、見えたのは真っ赤な耳。 「スカート短くするの禁止、ボタンも開けるの禁止。」 そんな事しなくたって、俺はいつでも瑠璃にドキドキさせられっぱなしだからさ。 ――瑠璃は気付いていないかもしれない…けど。 「最後に、」 ――プチン ブラウスのボタンを外した。 ……みっつめの。