先ほどまでの優しい表情に戻ると机の上にティーカップとポットののったお盆を置いた。
「エルダーマロウと言います」
そう私の目の前に用意されたのは見たことも無いお茶。
まるでお湯のようで色が無い。
けれどほのかにかおるバニラエッセンスのような甘いかおり。
その匂いに導かれて一口飲んでみる。
“ゴクリ”
「……。」
なんと表現すればいいかわからない味だ。
甘すぎも無くだからといって甘味が無いわけではなくバランスのいい味だ。
「丁度良い」
笑みをまじえながら奇妙な感想を言った。
「エルダーマロウと言います」
そう私の目の前に用意されたのは見たことも無いお茶。
まるでお湯のようで色が無い。
けれどほのかにかおるバニラエッセンスのような甘いかおり。
その匂いに導かれて一口飲んでみる。
“ゴクリ”
「……。」
なんと表現すればいいかわからない味だ。
甘すぎも無くだからといって甘味が無いわけではなくバランスのいい味だ。
「丁度良い」
笑みをまじえながら奇妙な感想を言った。


