王子様と甘えんぼ姫★

「違うって」








電話の向こうから連の笑い声。







もう怒ってないみたいで、少し安心する。







「イキナリ家飛び出したと思ったら、夜も帰ってこないなんてびっくりするだろ?」







だから…と付け足して、







「事件にでもあったのかって思っただけだよ」







ホントによかったって連は笑った。








「ごめんね?」







あたしは連に、なんで帰れなかったのかとか、色々説明した。