「変わっていない所はまだまだある・・・少し上を向いた鼻・・・」
玲央の唇が結いの鼻にキスをする。
「泣き虫・・・・・・」
目蓋に唇が触れる。
「勝気な口・・・・・・」
結衣の唇が塞がれた。
「ん・・・っ・・・・・・」
優しいキスに結衣もキスを返していた。
今度は乱暴に押し返される事はなかった。
唇が離された後も玲央は優しい眼差しで結衣を見ていた。
「玲央、笑ってくれないの・・・・・・?」
玲央の心からの笑顔をまだ見ていない。
パパとママが一緒の時の笑顔は偽(いつわ)り。
「・・・・・・結衣 本当に笑うのはまだ時間がかかる・・・・・・ごめん」
つらそうな顔になった玲央。
――やっぱり何かあったんだ・・・・・・。
玲央の唇が結いの鼻にキスをする。
「泣き虫・・・・・・」
目蓋に唇が触れる。
「勝気な口・・・・・・」
結衣の唇が塞がれた。
「ん・・・っ・・・・・・」
優しいキスに結衣もキスを返していた。
今度は乱暴に押し返される事はなかった。
唇が離された後も玲央は優しい眼差しで結衣を見ていた。
「玲央、笑ってくれないの・・・・・・?」
玲央の心からの笑顔をまだ見ていない。
パパとママが一緒の時の笑顔は偽(いつわ)り。
「・・・・・・結衣 本当に笑うのはまだ時間がかかる・・・・・・ごめん」
つらそうな顔になった玲央。
――やっぱり何かあったんだ・・・・・・。