「ほら!比奈ちゃん用」
頭が軽くなった。
息もしやすい。
差し出された物を見ると手持ち花火一袋。
「一袋?これ全部もらっていいの?」
「いーよ!どうせあいつら酒とあれがメインだから」
前を見ると公園の中心で打ち上げ花火を人に向けてふざけまわっていた。
その中にあいつの姿を見つける。
やっぱ私の前じゃ笑わない笑顔で楽しんでるよ…
来なきゃよかった。
1人でも帰ってればよかった。
「付いたよ!持って!」
ライターで1つ付けた花火をソウタ君が渡してくれた。
「これ絶やさないように何本も付けてるとすぐ無くなっちゃうよねー」
そう言いながらソウタ君はまとめて3本私の持っている花火から火を付ける。
頭が軽くなった。
息もしやすい。
差し出された物を見ると手持ち花火一袋。
「一袋?これ全部もらっていいの?」
「いーよ!どうせあいつら酒とあれがメインだから」
前を見ると公園の中心で打ち上げ花火を人に向けてふざけまわっていた。
その中にあいつの姿を見つける。
やっぱ私の前じゃ笑わない笑顔で楽しんでるよ…
来なきゃよかった。
1人でも帰ってればよかった。
「付いたよ!持って!」
ライターで1つ付けた花火をソウタ君が渡してくれた。
「これ絶やさないように何本も付けてるとすぐ無くなっちゃうよねー」
そう言いながらソウタ君はまとめて3本私の持っている花火から火を付ける。
