クリ-ミ-ココア

少し走らせでかい公園内に入るとエンジンを切る。



うぅー……


耳が痛い。



「いつまで捕まってんだよ」



「あっごめん!」



パッと手を離しバイクから降りた。



すでに花火を始めようとしている彼等。



車の人達は結局帰ったみたいで数人増えたものの2、3人女の子達も混ざっていた。



「これヘルメットとれない」



紐どうやって緩めるの?


見えないから分からないよ。



「付けとけよ」



外す気ないのか意地悪なのか私なんか無視して先に歩いて行く。