クリ-ミ-ココア

「俺が送ってやるよ。」



アキラさん……



私の顔が明るくなったのも一瞬で…



「そのかわりちびっこ朝まで寝かせないけどな!」




ガハハと豪快に笑うアキラさんに私は一歩身を引いた。



やだやだやだ!!!



食われるッッ!!


野獣に食べられる!!



「おーいまだ?」



痺れを切らせたソウタ君がコンビニの中に入って来た。



私にはソウタ君が救世主に見えるよ…



この人達止めて!!



「ソウタ君…」



逃げるようにソウタ君の元に駆け寄った。



「比奈ちゃん花火やろ!」



ほへ……花火?