「なんかワクワクしない?暗い夜道って!」




「そう…かな?」




異様にテンション高いソウタ君。




周りはもう寝る時間で夜も遅いし静まり返っている。



私達が歩く足音で近所の犬が吠える声にビクってなるたびソウタ君はゲラゲラ笑う。




こんな時間に1人は怖くて歩けないよ…。




先に歩いてるあいつの背中を見ながら私は遅れないようソウタ君の隣を歩く。