クリ-ミ-ココア

私はゆっくり


けど、確実にあいつの元に近付く。


何年ぶりに名前呼んだかな。


あいつの名前を呼んだだけで…


ドキドキが止まらないよ。


今だけ


今この時間だけでいいから


恋也を私に貸してください。



「…ひよこ」



はっきりと見える位置まで近付いて立ち止まった。



あいつの顔にはイズミ君と似たようなヵ所に傷痕。



勘違いして……


私の為についた傷痕が


とても愛しいだなんて知ったら


舌打ちして怒る?




「なんだよ。」


「あの……あのね!」



皆が応援してくれたから大丈夫。


今なら言えるよ。


今しかないんだもん。






「恋也!!だいすきーー!」



[完]