「うふふ…ね?やってみない?」


「隣の人…モデル?」


「え?あぁ…そうよ。」



私の反応がオバサンの思っていたものとは違ったみたいで首を傾げていた。



私は食い入るように画面を凝視する。



綺麗な人とは思ってたけど…


本当にモデルだったんだ。



パソコン画面に写っていたのは、あいつと一緒にいた他校の彼女だった。



お父さん達の会社は広告会社で、あいつとオーディションに受かったこの子を使って撮影したものだった。



学園美少年美少女コンテスト1位取るくらいだもん


画面にいるあいつは


かっこよかった。


そして……やっぱりこの子とツーショットはお似合いだった。