クリ-ミ-ココア

「………やっっ」



触れられた手が冷たくて、思わず声が出てしまう。


肩を出している私の体に直で触れてくる男子。



やだ……。


触らないで……。



「おい。手退けろ」



嫌がる私の後ろから低い声が聞こえた。


機嫌が悪い声。


すぐに誰だかわかる。



「は?なんなの?」
「関係ねーだろ」



他校の男子達が一斉に機嫌の悪い悪魔の方へ顔を向けた。



「ここで溜まられると周りに迷惑だからね〜。先進んでくれないかな?」



優しいソウタ君の声も聞こえる。



「おい。あいつら」
「あぁ…アキラさんの…」



アキラさん??


周りには聞こえないよう話しているけど私にはハッキリ聞こえた。



私の後ろであいつとソウタ君が助けてくれている中


私の前で男子生徒がヒソヒソ話している。