クリ-ミ-ココア

「あのコレ…」



とりあえず横を通り抜ける女の子達にビラを配る。



「コスプレ喫茶です。寄ってみてください」



ぎこちないながらも私なりに宣伝してみた。


………女の子限定で。



「おっ!着物??」
「一緒に写真いーい?」



着物って……私しかいないよね?


周りを見渡してもやっぱり私だけで、声をした方に顔を向けた。



「わた…し…ですか?」


「そうそう!きみ!」



近づいて来た他校の制服を着ている男子達にあっという間に囲まれてしまった。



「君、何年?」
「ずっとここにいるの?」
「学校案内してよ〜」



横にいた男子が私の肩に触れた。