クリ-ミ-ココア

「な…に?」



恐る恐る尋ねる。


手に持っているネガに自然と力が入った。



「どっちが好きなの?」


「……………ほえ?」



始め何を言っているのかわからなかった私は変な返事をした。



そんな私を見てソウタ君は口元を上げる。



「恋也とイズミ君」



あいつと……イズミ君?


どっちが好き??



「………はい?」



苦笑しながら尋ねるけど、ソウタ君の顔付きは変わらず私を見つめたまま。



「なにそれ…」


「まぁいーや!俺が口出す事じゃないし。」



視線を反らしたソウタ君はそう言って立ち上がる。



「まって…意味わからないよ…」



私の俯いた姿を振り返って見つめると頭を撫でてくる。


「前も言ったけど俺は比奈ちゃんの味方だからね!」


優しく言葉をかけるソウタ君は「帰るね」そう言ってリビングからいなくなった。