クリ-ミ-ココア

やっぱりイラついてたんだ。


あの場にいた私でさえ、逃げ出したくなるような…


もしかしたらつかみ合いの喧嘩になるぐらいの


張り詰めた空気だったしな。



「今…あいつは?」


「気になる?」


悪戯っぽく笑って私を見るソウタ君。



「別に…あんな我が儘男。」



自分に言い聞かせるようにテーブルを見つめながら答える。



「ははっ。気になるくせにぃ」


ツンツンと二の腕をつっつくソウタ君は笑った後、ペットボトルに手を延ばした。



「今、恋也がイラついてるとしたら………」



蓋を閉めながらソウタ君はそこで言葉を止めソウタ君は、テーブルに置いてある封筒に手を延ばす。



私もさっきから気になっていた封筒。


2Fからプリンとお茶の入ったペットボトルと一緒に持って来た封筒には何が入ってるのだろう。