クリ-ミ-ココア

「俺、休憩になったから一緒にお店回ろうと思って」


「…………………うん。」


長い沈黙の後、私は小さく頷いた。



あいつはきっと私をかくまって必要以上に引き止めるけど…


ココにいたって迷惑かけるだけだし。


とりあえずココから出なきゃ。



「そーゆー事だから。比奈返してもらうよ」



またあいつに目を向けると声が鋭くなるイズミ君。



「自分の物みたいに言うんだな。彼氏気取りかよ。」


「恋也こそ」



2人の睨み合いが続く。



早く行かなきゃ!!



「いっ、行こ?」



イズミ君を引っ張って私はその場から足早に去った。