クリ-ミ-ココア

「いや……キャベツがなくなりそうで今から買いに行くんだよ…」



チラッと私を見ながら荷物置き場から鞄を探す男子生徒。



「ふーん。」



自分のクラスの事なのに興味なさそうな返事。



「田中!早く買って…」



そして次に入って来た女子生徒はカーテンを開けて田中と呼んだ彼から私に目を向け声を止めた。



顔を上げた私は女子生徒とばっちり目が合う。



「……メイド?」



やっぱり私の格好を見て驚いている様子だ。



忙しそうだし帰ろ…



「あの…焼きそばごちそうさまでした。」



私は立ち上がった。



「お前はここにいろ」



後ろからあいつの声が聞こえた。