クリ-ミ-ココア

「ここにいろ」



鋭い眼差しで見つめられ出した足を元に戻してしまった。



「連れ去るってなんだ?」


あいつは机の上であぐらをかくと隣に座るよう言われ、ちょこんとお尻だけ机の上に乗せる。



足をブラブラさせながらフランクフルトをかじった。



「答えろ。」



言い方にトゲがあって怖い。


なんで怒ってるの?



「別に……この格好目立つらしくて…皆見るから」



スカートの端を持って広げる。



「なら出歩くな。」



あいつはそう言って床に足を付けるとどっかに行ってしまった。



そのとたん教室半分からは女子の騒がしくなる声が聞こえる。



けどカーテンで仕切られているから向こうまでは見えない。



出歩くなって…


私だって早く着替えたいよ…こんな目立つ服。


こんなにも注目浴びるだなんて思わなかったし。