クリ-ミ-ココア

自分の着ている服を見ながら悪くないかもと思った。



「比奈〜いたいた!」



しばらくしてセリの声に飲んでいたコップから口を離す。



「一緒に回ろうと思ったんだけど、ちょっと機械がトラブっちゃって…」



手を顔の前で合わせて謝るセリ。



「そっか…仕方ないよね」

「ごめんねー」


そう言ってスーツ姿のまま慌ただしく教室からいなくなった。


実行委員も大変だよな…


1人で出掛けるのは気が引けるけど…


お腹空いちゃったし着替えてから私も出店見ようかな。



喉が渇いていた私は何杯目かのジュースを飲みほすと立ち上がって、教室を後にした。