クリ-ミ-ココア

次の日からあの先輩達は私に近づかなくなった。



あいつやソウタ君とも距離を置いてるみたいだけど…

人気者の彼等の周りにはいつも数人の女子が絶えない。



それに私とイズミ君が一緒にいる所を見て、今まで以上に周りの生徒がこっちに向ける視線が多くなった気がする。



イズミ君はそんなの関係なしに気にしてない様子。



けど私は恥ずかしい想いでいっぱいになってしまう。



今週末の文化祭はとうとう明日になってしまった。




文化祭準備が出来る最後の今日。


半分以上のクラスメートが残って作業をして


外に出ると辺りは真っ暗だった。