「名付けて!!学園美少年美少女コンテスト!!」



……はい??


なんですか?


そのふざけたネーミングは。


そんな事口が裂けても言えないけどさ…


そう言えば昨日ソウタ君がそんな事話してた気がする。



「比奈は参加と…」



ポケットからメモを取り出しセリは何かを書いていた。



さ……んか?



「やだやだ!絶対イヤ!参加しない!」


参加しないってば!


なにそれ!


私聞いてないよ〜



今度はさっきとは違う涙が流れそうになる。



「目立ちたくない。私は…大人しくしてたい…」


「何言ってくれてんの?これで選ばれて上位に入ったら呼び出し何て無くなるよ!」


「……それとこれとは話しが違うよ〜」



私は首を横に振り訴える。