「あれ?恋也さん肩の傷どうしたんですか?」



私がげんなりしていると、ソファーに座ったあいつに問い掛けた後輩君。



…………傷


きず!!!!



あいつの肩を見ると両肩に引っかき傷。


赤くなっていた。



「ごめん!!」



思わずでかい声で叫んで立ち上がった私に


ソウタ君もアキラさんも後輩君2人からも注目を浴びた。



ただ1人だけ頭にタオルを乗せワシャワシャと髪を拭いてるあいつを除いて。