「これで全部!」



渋々写真が入った袋をセリは私に渡す。



「たしかに…全部だね」


「なに?それ」



崇が聞いてくるけど中身を確認した私は素早く鞄に入れた。



「いーの!気にしないで」



何週間もかけて耳がタコになるくらいセリに言い続け


やっと………


やっと返してもらった写真…



手元に戻ってくる間でにどんだけ不安で心細かったか。



これで安心したよ……。



こんな恥ずかしい写真封印だ!!


見えない所にしまおう。