今まで我慢してた。


なに言われても


心の中に閉まって


自分で消化してきた


つもりだったけど…



イズミ君の優しい声聞いたら


ダメだったみたい。



泣くことも必要なんだよね。



イズミ君の胸の中で


気が済むほど泣いて泣いて泣いて



これ以上、涙が出ないんじゃないかって位泣きまくった。




その間、イズミ君は優しい掌で

私の頭を何度も何度も撫で続ける。



子供をあやすように。



撫でられる一定のリズムが心地よくて


涙は溢れてくるばかりだった。