クリ-ミ-ココア

「あれ?もうバレちゃった?」


「セリ!可愛いらしく笑ってもダメだよ!」



家に帰った私はお風呂から出た後、早速セリに電話をした。



「つい…許してちょーん」



こいつ……反省してないな。



「…カナちゃんちで撮った写真、変な事に使おうとしてない?」


「えーまさかー!それよりイズミ君に告られた!?」



無理矢理そらしたな…


まだ話しは終わってないんですけど…



「告られてないよ…」


「なんだー!残念」



おいおい…


セリはイズミ君とは反対じゃなかったのかい?



私は他人事のように面白がるセリにため息を付いた。