クリ-ミ-ココア

うぅ……何で私が……


セリ始めっから試着させる気で私を呼んだな。


はめられた……



「比奈着れた〜?開けるよー」


「待って……もう少し。」


慌てて着替えを終わらせ、カーテンから顔だけ出す。


「恥ずかしいんだけど…」


「恥ずかしい恥ずかしくないは見てみるこっちが決めるの!!さぁ出た!出た」


セリは強引に私の手を引っ張った。



ひぃぃいいぃーー


あいつみたいな発言するセリなんか嫌い!



カナちゃんも目をキラキラさせて楽しそうだし…。



「比奈可愛い!!」


と先に叫ぶカナちゃんに、私は耳まで熱くなった。