クリ-ミ-ココア

「恋也君にさ、昨日許可取っちゃった」



「…許可？…ですか？」



急にあいつの名前を出すものだから食べていた物を詰まらせる所だった。



「いつも一緒にいるイメージだったから。彼氏じゃないなら保護者的な？」



確かに…呼ばれたらすぐ行かなきゃいけないし


あいつの近くにいるイメージがあるのも無理ないよね。


けど保護者って……


「ソウタ君かなとも思ったんだけどなんか恋也っぽくない？」



いや………っぽくない？


と聞かれましても…


よくわかりません。



「青田比奈ちゃんともっと仲良くなっていい？って聞いたんだよねー」


「……はい？」


なんか、今この場で聞いてはいけないような。


けど私の口は開いてしまう。