クリ-ミ-ココア

「全部は無理ですよ〜」


「あはは!だよねー」


その後もこれは美味しいとかイズミ君は甘い物が好きでアイス屋でバイトしてる事とか色んな話をしてくれた。


私はずっと笑いっぱなしだった。



「イズミ君いいなー俺もちょうだい!」


クラスの男子が近寄って話し掛ける。



「これは青田比奈ちゃんにあげたからダーメ!」


クラスの子に話し掛けられるたびイズミ君は皆にそう言う。



私は笑いっぱなしで


イズミ君の時々口に出す言葉に恥ずかしがってばっかだった。