この果てしない空

「よし!
みんな今日は解散だぁ!」

「はい!」

みんなの声が夜の町に響いた。

「さて、龍弥、光を家まで送ってやれ。
今日バイクだろ?」

「あぁ。
今日はそのつもり。」

今日は?

てか、バイクで送る?!

『優夏先輩私大丈夫ですよ?!
柊もいいよ。
私の家そんな遠くないし。』

「やだ。
今日は送る。
遠回りして帰ろうぜ!」

『…?』

やだって…。

今日やけにわがままな気が…。

柊からヘルメットをもらい、バイクの後ろにのる。

「ぢゃあ、優夏先輩、琉華先輩お疲れ様でした。お先に失礼します。」

「お疲れ。
龍弥気をつけろよ。」

「わかってるよ。」

「あと、がんばれ!」

「…あぁ。」

そういって柊は夜の町を走りだした。