「光ー、宿題写させてー。」

『柊くん、苗字で呼んでください。
あと、宿題は自分でやってください。』

「いーじゃん。
ね、みして☆」

夜の集まり以来、柊は学校でも光と呼び、しょっちゅう宿題見してといってくる。

学校では苗字で呼べ。

なんて学校ではいえない…。

『柊くん、今日だけですよ。
ボソ
次やって来なかったら、光って呼ばせねぇから。』

「それはやだな。
あ、ありがと。」