執事の名のもとに









「…いや、頼まれてないけど。」



最後まで、しらばっくれることにする。



「…相変わらず、かっこつけやがって。」



「違う、違う、元々かっこいいから。」



そして2人で笑った。



敦はやはり家を継ぐらしい。



きっとリーダーシップのある敦は会社をまとめるのも勝れているだろう。



「…ちょっと、いいかな。」



3人の中にそろっと入ってきた。