「なぁ、敦。」



自分のベッドで横たわって雑誌を読んでいる敦の上に乗っかる。



「なんだよ。」



明らか嫌な顔をして俺をどかす。



「なんか海琉にしてやらねぇ?」



「何かって?」



痛いとこついてくる敦に若干を目を細めた。



「例えば、お別れ会みたいな?」



なんとなく思いついたことを言ってみる。



「それは勿論やるさ。他にもっとやるべきことあると思うけど。」



意味ありげな笑顔を浮かべるとベットから起き上がった。