ドカッゴットン 急に大きな音がした。 「わ、悪い。」 勝が大道具を倒したのだ。 その音を聞いた海琉も目を開けて箱から起き上がった。 「何があったんですか?」 「勝が大道具倒した。」 それを聞いた海琉の眉間にシワがよった。 「勝さんらしいっていうか、なんていうか…。」 最早呆れてる。 「しょうがないって。」 「じゃあ、最初からやり直しましょう。」 委員の声でまた皆が動きだす。