「どうしたんだ?」 ふわふわしたやつが付いた扇子で顔を扇いでいた。 「ちょうどいい。」 俺は勝を引っ張って海琉がこもってる部屋の前に立たせた。 「なんだよ?」 「海琉がいるから、どうにかして出させろ。」 「なんで俺が…」 予想通りのセリフに勝。