「助けてくれよ!!敦。」 勝は目に涙を浮かべている。 勝を見てたらまだ王子の方がいいのかもって思った。 「しょうがないじゃん。」 敦に頭を撫でられながら敦の言葉を聞いてる勝。 こうやって見ると勝ってペットみたいだよな。 「誰がペットだよ?」 「あれ、口に出てた?」 笑って誤魔化す。 「まあ見えなくもないよな。」 「だろ?」 俺と敦が笑ってると勝のチョップが飛んできた。