「まあいいや、頑張れよ王子。」 「止めろよ!背中がゾクッとする。」 俺は王子って感じじゃないんだけどな…。 「それより、もう2人お前と同じ奴がいるよ。」 敦が指を差した方を見ると確かにさっきまでの俺がいた。 一人目は…。 「勝ー!!」 さっき俺にしたように敦が勝の肩を揺らす。 ショックなのも分かる。だって継母って…。 勝のキャラからしたらあり得ないもんな。