「残念だったなぁー。」 俺の頭をポンポンと叩いてくる。 敦になりたい。 ってまだ王子になるって決まったわけじゃないじゃん!! 「もしかしたら、ならないかもしれないじゃん。」 ガバッと顔を上げる。 「まあーそうだな。」 「よし!王子と姫役だけにはならないように願おう。」 そうポジティブに考えることにした。