2人とも行っちゃったから俺も部屋に入ろう。 「あっ!探さねーと。」 始めの目的を度忘れしていて急いで部屋に戻った。 部屋のタンスを開けて見ると白のタキシードがちゃんと入っていた。 「良かったぁー。」 安堵してベッドに寝そべるとちょうど敦が入ってきた。 「晴馬、もういたんだ。」 「ああ、白のタキシードあったか気になって。」 そう言うと敦がいきなり自分のタンスを開けた。