「まあ、いいですけど。愛琉。来るときはちゃんとメールしてっていってるだろ?」 「ごめんなさい。」 海琉の言葉に愛琉ちゃんはしゅんとした。 「次からは気をつけるから。」 「で、今日は何しにきたの?」 「あっ!これを届けに。」 そう言って愛琉ちゃんは紙袋をかがげた。 「何入ってんの?」 「これは…。」 愛琉ちゃんが言おうとすると海琉が口を塞いだ。