「ごめんッそうだよな。引き止めてごめんね?」 「いえ、そんな…。私はこれで。」 そう言って彼女は元来た道を戻っていった。 「やっぱ見たことあるような。」 まだ引きずる俺の肩を敦がポンっと叩いた。 「俺もなんだよな?」 そう2人で考えていると喧嘩を終えた2人がやってきた。 「何してんだ?」 勝が俺等の顔を交互に見てきた。 「いや何でもない。よし!やるぞ。」 そして俺はシャベルを手にした。